楽しんでいることが不謹慎なの?

昨日のブログでは長野の被災地を巡った話をしました。
全国各地で今回の水害で苦しんでいる人がいます。
その方たちにとっては気が重い今ではあると思います。

ただ、こういうことがあるとふとこんな声が聞こえてきます。

こんなことが起きたのにどうして楽しんでいられるの?


台風19号が通り過ぎた翌日、九州であるイベントが開かれました。
主催者の方にとってはこんな時期に準備して開催するわけですから準備や開催判断など、非常に苦慮されたと思いますし、台風一過の翌日で晴天に恵まれての開催でしたから本当に良かったと思います。

ただ、遠路はるばる来られて、このイベントに参加した方々が楽しんでいる姿を見て苦言を吐かれる方を目にしました。
確かに気持ちはわからないわけでもありませんが、まずは無事イベントが開催できたということをまず喜ぶべきではないのかなって思います。


楽しんでいることが不謹慎なの?
ミーティングイベントというのは人との出会いが一つのテーマです。
この数年、日本は様々な災害に見舞われ、多くの方々が苦しんでいるのは間違いないことです。
だけどイベントを通して、色々なことがあっても再会する事が出来た、それは喜ばしいことだと思います。
そんなイベントを楽しんでいる方を責める事が出来ますか?
私にはできません。

楽しんでいることが不謹慎なの?
被災地で苦しんでいる方々も今は辛いと思います。
だけどまたいつか元気に生活できることを目指して頑張ってると思うんです。
今回、被災地にボランティアに入って、見知らぬ家の方に声をかけて被災ゴミを集める仕事をしました。
同行した方が声をかけて、許可をもらうとありがとうってお礼を言ってくれた方の喜んだ顔が忘れられません。
そんな時こそ、笑顔を忘れちゃいけないなって思うんです。

楽しんでいることが不謹慎なの?
十国峠を始めとして全国では様々な形のイベントがあります。
世論が自粛モードで楽しんだりすることが罪というなら、楽しむことで辛い境遇をしている人たちの力になれたらって思ってイベントを開催している人たちもいるってことです。
たとえるなら最近なら木更津で開催した気志團万博がそうでしょうか。
開催まで賛否両論あり、本当に大変だったと思いますが、結果的には義援金も集まり被災地に貢献する事が出来ました。
その後、集中豪雨もあって千葉の復旧はかなり厳しい状況ですが、なんとか乗り切ってもらいたいところです。

楽しんでいることが不謹慎なの?
今回長野の訪問でひとつ目標が出来ました。
来年、いや近い未来、長野でカブミーティングをやりたい。
全国のカブに魅力を感じている人たちが長野に集って、楽しむことで被災地を元気にするようなそんなイベントをしたい。
そう決断しました。

だからこそ、今はっきり言います。
楽しむことは罪ではありません。
不謹慎ではないです。
今だからこそ笑顔が必要なんです。

辛い時こそ、笑顔で何事も取り組めるようなそんな環境を作りませんか?
笑顔や元気を与えられるのは誰でもない。
周りの人たちなんです。

自分ならこういいます。
不謹慎でも、みんなで楽しむことで被災地の人たちも元気にしてやるよって。

まずは11/17大東温泉、みんなで楽しみませんか?
今回の大東温泉では会場費を差し引いた売上は義援金として被災地に送ろうと思ってます。
一人でも多くの皆さんが参加して、楽しんで、被災地を元気にしましょう。
その為に我々も一生懸命頑張ります。


こういう時にはこの曲を聴きます。
皆で立ち上がりましょうって。


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