十国峠カブミーティング事務局広報として日々走り回る広報担当アシカワの日常です。
先週の日曜に行われたラグビー準々決勝。
日本代表は残念ながら敗退してしまいましたが、NHKのアナウンサーの、
「私たちはあえてプラスの意味をもってお伝えしたいのですが、〝にわかファン〟と呼ばれる人たちが、本当にこれだけ生まれた。これはまた本当に大きなことですよね」
というメッセージが話題になってます。
野球やサッカーのようなメジャースポーツでなく、ルールもイマイチわからない。
それでもラグビーというスポーツを見て一喜一憂しながら応援してラグビーというスポーツを楽しんだことでにわかファンという人たちをたくさんつくる事が出来た。これは本当に素晴らしいことだと思います。
ただ、スポーツしかり、バイクなどの趣味しかり、いろいろなものに共通して言えることですが、にわかと言われる方々に対して排他的になる方々は少なからずいらっしゃいます。
まぁ、それはこだわりや思い入れが昇華したものですからそれはいいことだし、仕方ないことだと思います。
カブの世界を見てみると、OHVでないとカブじゃないとか、CTのすべてがハンターカブじゃないとか、中華生産なんてカブの汚点だとかいろいろなこだわりがある方もいらっしゃるのもまたしかりなんですよね。
今、ただのビジネスバイクであったカブをいろいろな雑誌やメディアが注目して取り上げてくれるようになった中で、カブの世界にも"にわかファン"と呼ばれる方が沢山増えてきて、いろいろなイベントも月一、二くらいのペースで全国のどこかでイベントが開催されるようになったバイクは多分カブだけじゃないのかなと思っています。
だからこそこれからもユーザーが増えてくるこのバイクの世界も"にわかファン"と呼ばれる皆さんに優しく、かつ楽しくできる環境を作っていくのが現ユーザーの我々にも必要かなって思います。
十国峠の開催趣旨である
"どこのカブでも、どんなカブでも、いつ作られたカブでも、どんなカスタムしても、 純粋無垢にカブライフが楽しめればいいじゃない!!"
という思いはこれからも大事にしていきたいと思ってます。